弓道に正射必中という言葉があるそうです。
簡単に言えば、正しい型で弓を射れば必ず的に当たるという意味です。
テクニックにより正射でなくても的に当たるということは現実にはあるでしょう。

こういうやり取りは理想と現実的な成果という狭間で起こりうるものかなと思いますが、
似たようなことは商売においてもあり、
顧客にとって良い商品を提供すれば利益は後からついてくるという考え方も正射必中に近いかもしれません。

もちろん、顧客に売れたものがいいものという考え方もあるでしょう。
私もその考え方には一理あると思います。

しかし、顧客にとって良い商品のように見せ、煽ることでも売れることができれば、
良い商品ということになってしまう面もあります。
単にモノやサービスを提供して利益を得ることに偏ることなく、
顧客のため、社会のため、会社のためを両立させ、
プロセスを意識して結果を出すということが今求められているのではないかと思います。

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